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特集 2015.9.3UP | Artist Interview@試聴室 Vol.13

タレント・女優 清水ミチコ Michiko Shimizu

実家のジャズ喫茶はずっとJBL。いい音で聴くことにハマりました。

1980年代から人気番組『笑っていいとも』へのレギュラー出演などで活躍し「本人が降りてくる」独自のものまねで、幅広いファンを持つ清水ミチコさん。桃井かおり、大竹しのぶなど大女優のものまねだけでなく、矢野顕子、松任谷由実、井上陽水などのミュージシャンの弾き語りを交えた迫真のパフォーマンスでも広く知られています。そんな清水ミチコさんをハーマンの試聴室にお招きし、ご自身の「音を聴く」ルーツなどについて、お話をうかがいました。

Q:まずは、音楽との出会いをお聞かせください。

清水ミチコ(以下、M.S):小学校3年生ぐらいの時に、実家がジャズ喫茶を始めることになったんです。それでオーディオセットを買ったのですが、オーディオって高いんだなあとびっくりしたのを覚えています。父は低音を重視していて、スピーカーもかなり大きくて、ずしんと重低音が響く感じがしました。うちのジャズ喫茶のスピーカーは当時からずっとJBLでしたね。しかも父は「もっといい音を!」と、どんどん凝っていきました。ですから今、実家にあるのも何代目かのJBLなんですよ。そんな環境で育ちました。

Q:ご実家のジャズ喫茶で聴いて、今も記憶に残っているアーティストはいますか。

M.S:うちのジャズ喫茶は、モダンジャズ中心のセレクションでしたので、オスカー・ピーターソン、ビル・エバンス、キース・ジャレットなどがよく流れていたのを覚えています。その頃、キース・ジャレットはたいへんなブームでした。ビル・エバンスのピアノはくどくなくて、サラサラっとした快適な感じが今も好きです。ピアノは弾くだけでなく、聴くのもすごく好きなので、やっぱり私のレコード棚にはピアノのアルバムが多めですね。

うちの店は、いい音で聴けるから、自然とジャズに詳しい人たちが集まる場所になったんですが、お客さんの中には、文字通り「音楽を拝聴する」というような人もいたんですよ。何かをすごく好きな人って、嫌いになるときもすごいエネルギーで嫌うじゃないですか(笑)。たとえば父は、あるトランペット奏者について、ものすごく憎むように語っていましたね。そういう悪口のボキャブラリーなんかも、すごく面白かったです。大の大人たちが、音楽にこだわって侃々諤々(かんかんがくがく)している姿が子供ながらに面白かった。今、自分がやっているちょっといじわるなネタも、もしかすると実家のジャズ喫茶で培われたキャラクターなのかもしれませんね。私も早くカウンターに入って、そういう話をしてみたいなと思っていました。

Q:清水さんがはじめてオーディオを意識したのはいつ頃ですか。

M.S:ジャズ喫茶の2階が住まいになっていて、スピーカーマニアの父親が店のおさがりのJBLのスピーカーを「じゃあこれはうちに」と2階に置いたんです。これにハマりました。さっそく矢野顕子さんの1枚目のアルバム『JAPANESE GIRL』を聴いたんですけれども「超いい!」と思いましたね。いいスピーカーで聴くということはこんなに違うんだと、感動しました。本当にいい音だった。文字通りこのアルバムは擦りきれるほどこのスピーカーで聴きました。

Q:ピアノとはいつ出会ったのですか。

M.S:小学校低学年の時に2年間習い、高校生の時は音大を目指してレッスンしました。でもある時、音大って誰もがピアノを弾けるわけだから、自分がパッとピアノを弾いても誰も驚かなくなるってことに気づいたんですね。それじゃ自分のいいところがなくなっちゃう。それと音大へ行ったら楽しかった音楽が「義務」になるような気もして。それで音大はやめました。でもピアノに対しては真剣で、なるべく完成度を上げようとして、矢野顕子さんの演奏を何度も聴いては、自分の演奏を録音して聴いたりしていました。

この音、まるで矢野顕子さんが目の前にいらっしゃるみたい。

矢野顕子/SUPER FOLK SONG

Q:では、この試聴室で清水さんお気に入りの曲を聴いていただき、感想をおうかがいしたいと思います。

M.S:今日はいい音で聴きたいと思って、矢野顕子さんの『SUPER FOLK SONG』を持ってきました。その中の、どれにしようかな…では、「中央線」をお願いします。

Q:(試聴が終って)いかがでしたか。

M.S:まるで矢野さんが目の前にいらっしゃるみたいだった。そうそう、先日矢野さん本人がうちに遊びに来てくださって、ピアノを囲んで、弾き語りも披露してくださったんですけれども、まさにそれと同じ音! これは、もしかしたら安い買い物かもしれない。父親譲りの悪い血がうずきます(笑)。

Q:せっかくですから清水さんの歌もご試聴ください。

Q:(試聴が終わって)『趣味の演芸』から、1曲目『100年の声の歌』を聴いていただきました。いかがでしたか。

M.S:なんだか録音スタジオのことを思い出しましたね。……いい音です。でも、うーん、自分のは恥ずかしいですね。もういいや。今度は、ジャズを聴いてみたいです。

オスカー・ピーターソン/We Get Requests

Q:(試聴が終わって)オスカー・ピーターソン・トリオの歴史的名盤『We Get Requests』から『Corcovado (Quiet Nights of Quiet Stars』を聴いていただきました。いかがでしたか。

M.S:いいですねぇ。ここにはキース・ジャレット、ジャコ・パストリアスなど、いろんなCDが備え付けてあるんですね。この試聴室、誰でも聴かせてもらえるのっていいですね。しあわせ。

桃井さんは、高校時代からウン十年も私の中で生きている。

Q:清水さんのものまねの最大の特徴の「本人が降りてくる」というのは、何かコツはあるんでしょうか

M.S:普通、歌を歌うときって「自分はこういうことを思っているから、それを聴いてもらいたい」というものがあると思うんです。私は逆に全然それがなくて、私の声の歌は聴いてほしくない。それより私の声帯で「別の人」を表現するのがすごく好きなのね。桃井さんなんか、実は高校時代からものまねしているので、かれこれもうウン十年も私の中で生きています。英会話と一緒で、桃井さんなら私、英検1級みたいな感じ。永遠に「桃井さん」をしゃべっていられる感じです。降りてくるから、もうしかたないんですよね。

Q:長くものまねをやられていますが、苦労はあるのでしょうか。

M.S:私の場合、ものまねしている対象の人がすごく長く活躍されているんですよ。桃井さんも、ユーミンさんも、矢野さんも。そういう人と巡り会えたのはすごくラッキーだと思います。ですから私の中のユーミンさんや矢野さんたちと一緒に年をとっているような気持ちです(笑)。でも昨年、先ほど聴いたCD『趣味の演芸』を出したんですが、あの時もアルバムを出すまでは、なかなかアイディアが出てこなくて。さすがにもうネタが尽きた…と思ったんです。でも、ふだんのお喋りとか、ラジオを聴いていて「あ、面白いな」といったことをメモして、ネタ書きの参考にしたりしましたね。そんなことしながら「私いつまでこんな新人みたいなことやってるんだろう」と思ったんです。で、CDが出て、その後、今年になって武道館でライブをやったんですけど、そうするとライブのためにまたネタを探してはメモして……。また新人みたいなことをやっていました(笑)。

Q:これから10年後、ものまねはどうなっていると思いますか?

M.S:この間そういうアンケートに答えていたら、子供に「お母さん、まだ将来あるの?」って言われましたけど(笑)。10年後とか…分からないな。私、もともとやっぱり芸能が好きなんですよね。つまりは、ファン体質なんです。だから、私に関しては、そんな感じでこれからもものまねを続けていくんだろうと思っています。

清水ミチコ Profile

1960年1月27日生まれ、岐阜県高山市出身。タレント/女優。1983年頃から放送作家として話題を呼び、1986年、初ライブを行う。独特のキャラクターと個性ある芸風が認められ、1987年にフジテレビの新人発掘番組『冗談画報』で本格デビュー。同年から、バラエティ番組『笑っていいとも』にレギュラー出演。ものまねのスペシャリストとして、矢野顕子、桃井かおり、松任谷由実、森山良子をはじめレパートリー多数。特にピアノの弾き語りによるものまねで、独自の世界を構築し、多くのファンを魅了する。バラエティをはじめ、ドラマ、映画、CM、ラジオなどマルチに活躍中。
10月23日より全国ツアー「清水ミチコ一人フェス2015」をスタート。ファイナルは12月30日、日本武道館に決定。詳しくはホームページまで。

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<こちらの受付は終了しました>

締切:2015年9月15日(火)正午(AM 12:00)
※当選者の発表は商品の発送をもって代えさせていただきます。
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次回予告 次回の“Artist Interview@試聴室”は歌手・女優として活躍中のはいだしょうこさんにご登場いただきます。ご期待ください。(9月30日変更)

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