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特集 2015.2.4UP | Artist Interview@試聴室 Vol.6

シンガーソングライター 川嶋あい Ai Kawashima

すごいライブ感!音がクリアでコーラスも鮮明です。

デビューを目指して15歳から路上ライブを始め、わずか3年でライブ1000回を達成した川嶋あいさん。路上で歌い始めたときの念願だった渋谷公会堂のライブからすでに13年。「旅立ちの日に・・・」が今や卒業式に欠かせない卒業ソングとなるなど、日本を代表するシンガーソングライターとして音楽シーンを支えています。本日はHARMAN Storeの特別試聴室にお招きして、ご自身のアルバムなどを試聴室のサウンドシステムで聴いていただいた感想、そしてこれからの抱負をうかがいました。

Q:最初に、音楽との出会いをお聞かせください。どんなきっかけで音楽を好きになったのですか。

川嶋あい(以下、K.A):3歳のときに、母が地元の音楽教室に連れて行ってくれました。そこは、主に演歌や歌謡曲を教えてくれるカラオケ教室のようなところでした。人見知りの激しい私を母が心配し、歌を歌わせることで改善しようと考えたようです。その教室では、香西かおりさんの『雨酒場』や、天童よしみさん、といった方々の曲を教えてもらいました。それが音楽との出会いです。私はすぐに歌うことに夢中になって、睡眠や食事と同じくらい、歌が日常的で当たり前のことになりました。物心ついた頃にはもう「大きくなったら歌手になる」という夢を自然に抱いていましたね。人見知りは今でも改善しないままですが(笑)。

Q:ソングライターとして作曲を始めたのは、いつごろですか?

K.A:中学生2年の時です。尾崎豊さんの曲を聴いて、「わたしもこういう曲を書けるアーティストになりたい!」と、強く思いました。自分で演奏したり歌ったりしたものをカセットテープに録音して、あとからコードに起こすというやり方です、それはいまも変わりません。未発表のものや断片的なものを含めると、今までに数百曲は書いています。

Q:作曲の楽しさは、歌う楽しさとはまた別のものではないでしょうか。

K.A:曲作りは、例えるなら家を1件、自分一人で思い通りに建てるようなものなんですね。設計図を考えて、骨組みからクギ1本1本を打ち、外観や中身のレイアウトをどうしようかと考える喜び、楽しさがあります。作曲で集中すると、8時間や9時間はあっという間で、気付いたら朝になっていたなんていうことはしょっちゅうですね(笑)。

Q:曲を作るにあたって、影響を受けた人や曲はありますか?

K.A:やはり、幼い頃に教えてもらった70年代、80年代の演歌や歌謡曲が、私のメロディーの土壌になっていると思います。ですからその時代の歌謡曲を今聞き返すと、とても勉強になります。阿久悠さんにはすごく刺激を受けましたし、筒美京平さんと松本隆さんのゴールデンコンビの楽曲はとても素晴らしいと思っています。

Q:路上ライブを1000本もやられたそうですね。一人で細部を詰めていく作曲の作業とは対極的ですが、どうして路上ライブを始めたのですか。

K.A:実は私、地元で一度、自分で作曲した楽曲で演歌歌手としてデビューしたのですが、あまり売れませんでした。それで「好きなJ-POPでもう一度出直そう」と思い、15歳のときに上京しました。東京に行けばなんとか歌手になれるだろうと思ったんです。でも残念ながら所属した事務所にリストラされてしまいました。「私が歌手になることを楽しみにしてくれている母に応えたい」と思いながらも、これから一体何をしたらよいが分らずに絶望していたとき、渋谷のストリートで歌っているミュージシャンを見ました。その姿を見て、「これなら私も今すぐ自分の力で表現できるし、手応えを感じることもできる」と思いました。そしてやるなら1000本やると自分で決め、これでダメなら諦める、という覚悟でストリートライブを始めました。

Q:それにしても1000本というのはすごいと思います。

K.A:とにかく「やるしかない」という気持ちですから、大変だとか思っているヒマはありませんでした。私はキーボードでの弾き語りでしたから、キーボード、マイク、ミキサー、アンプ、そして電源用の発電機、さらに物販用のCDと机や椅子を一つにしてガラガラ引きずって、しょっちゅう渋谷のハチ公前に行きました。1000回の内900回ぐらいはハチ公前でしたから。路上を初めてすぐ出会って機材の移動や設営などを手伝ってくれたのが、今のスタッフです。彼らは当時学生でしたが、路上ライブから苦楽をともにした、家族のような存在です。彼らと出逢えたのも路上でした。そして、路上ライブ200回目を超えたあたりで、『あいのり』というテレビ番組の主題歌を書いてみないかというお話をいただき、メジャーデビューできることになりました。

なぜこのテイクを選んだのか、音の違いがクッキリ出てます。

KATHMANDU/松任谷由実

Q:それではJBLのフラッグシップスピーカーProject EVEREST DD67000とマークレビンソンのアンプ、プレイヤーで、音楽をご試聴いただきたいと思います。川嶋さんがお好きだと聞いていましたので、ユーミンのCDをご用意しました。どの曲をお聴きになりたいですか?

K.A:では、KATHMANDUの『輪舞曲(ロンド)』をお願いします。

Q:(試聴が終って)いかがでしたか。

K.A:すごいライブ感ですね。一つ一つの音がクリアに聞こえて、コーラスも鮮明に味わえます。とても臨場感がありますね。ベースの低い音が、しっかりドンと鳴って届くのはもちろんですが、全部の音がはっきり出て、何の音が鳴っているか、明瞭にわかります。小さいスピーカーやイヤホンだと、何の音が鳴っているのか、意外と分らないこともあるんです。

Q:次は、ご自身の曲を聴いていただきます。何をおかけしましょうか。

K.A:うーん。では、『Dear my friend』をお願いします。

Q:(試聴が終って)音の印象はいかがですか?

K.A:すごい。クッキリ聞こえます。これからレコーディングしてトラックダウンが終ったら、毎回ここで聴いてチェックしたいですね(笑)。今日ここでこの曲を聴いていて、レコーディングの時になぜ自分がこのテイクを選んだが、その理由を思い出しました。このテイクは“あ”という音のアクセントがしっかりしてたからなんです。トラックダウンしてCDになって、一般的なスピーカーで聴くと、そのあたりって埋もれちゃうんですよね。でも、これはディテールまで繊細に出ています。サウンドがすごく分ります。

エアロ・スミス/ゲット・ア・グリップ

Q:ちょっと提案なのですが、ハードロックを聴いてみませんか。エアロ・スミスはいかがでしようか?

K.A:いいですね。楽しみです。

Q:(試聴が終って)音の印象はいかがですか?

K.A:目の前にボーカルが居て、生演奏を聴いているみたい。おお、ここにギターが来た、こっちからボーカルが来たっていう、音の一つ一つがはっきりと味わえる。ハードロックとはいえ、実はかなり計算されて、緻密に作られている曲だというのがよく分ります。かっこいいものはよりかっこよく、きれいなものはよりきれいに、音の素顔を最大限に引き出してくれるシステムですね。素晴らしいと思います。

勇気や希望につながる歌作りに、情熱を燃やしたい。

Q:では、川嶋さんの今後の活動や、ファンの方々に向けてのメッセージをお伺いします。 今後こういう曲を作りたい、やっていきたいことなどありましたら、教えてください。

K.A:毎年、卒業シーズンには、全国のいろいろな学校の卒業式にお邪魔して、卒業式ライブをやらせてもらっています。そういった活動が広がっているのか「あの歌を今度卒業式で歌います」とか「この間学校で歌いました」っていう声を、たくさんいただくようになりました。夢中で作った歌を多くの方に歌っていただけるのは、本当にうれしく、感無量です。今後も、今を生きている子どもたちに向けて、勇気や希望につながるような楽曲を届けていけるライブをしていきたいと思います。また、そういう作品作りに、情熱を燃やして取り組んでいきたいと思っています。

Q:ちなみに人前で歌うことと、曲をつくることとでは、どちらがお好きですか?

K.A:曲をつくっているときのほうが、断然楽しいです(笑)  人前で歌って発散するというよりも、自分一人の中で創造するのが好きで、曲を作り上げること自体が発散になっていますね。音楽に特に方向性は決めていません。ロックをやりたいと思ったらロックを作るでしょうし、歌謡曲に戻りたいと思ったらそのメロディーをまた生み出すと思います。そのときそのときで自分に降りてきたフレーズを夢中で構築して、一曲に仕上げていくのが私のスタイルです。そうしてできた曲は自分の子どもであり、分身のようなものだと思っています。

Q:震災復興ライブなど、ボランティア活動もされていますが、子どもたちへの思いが原動力なのでしょうか。

K.A:「子どもたちのために」という強い思いがあってボランティア活動をしているわけではありません。自分が「やりたい」と思ってやっているだけなんです。思うままに、感じるままにやりたいことをやっているだけで、私の場合、それが音楽なんだと思います。東日本震災があった年、卒業式で歌うはずだった歌を、避難先で歌ったという話を聞き、音楽の力で気持ちが強くなれることを感じました。そういう希望になるような作品を残したいと思いますし、今後も私なりのボランティア活動を続けていくと思います。

Q:この試聴室は、ご予約いただければ、誰でも1時間、自分が好きなCDを聴くことができます。最後にこの試聴室に来る方へメッセージをお願いします。

K.A:大切な音やお気に入りの楽曲を、この空間で改めて聴くことによって、さらに好きになれると思います。味わえなかった空気感や、発見できなかったことに気づくことができる、音楽好きにはたまらない素敵な空間です。みなさん、ぜひお気に入りのCDを持ってお越しください。私は次回、尾崎豊さんの『Forget-me-not』を聴いてみたいと思っています。

川嶋あい Profile

1986年、福岡県生まれのシンガーソングライター。透明感のある声は「天使の歌声」と称される。歌手になることを目指して2002年から始めた路上ライブは、2005年に1000回に達し、「路上の天使」と呼ばれた。2003年にI WiSHのボーカルとしてデビューし『明日への扉』がヒット。ソロでの代表曲は『見えない翼』『My Love』など。阪神大震災の被災地での無料ライブや発展途上国での学校建設支援など、社会貢献活動にも取り組んでいる。

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締切:2015年2月20日(金)正午(AM 12:00)
※当選者の発表は商品の発送をもって代えさせていただきます。
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次回予告 次回の“Artist Interview@試聴室”は「宇宙戦艦ヤマト」主題歌でおなじみのささきいさおさんにご登場いただきます。ご期待ください。

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